以前は「成人病」と呼ばれていましたが、食事や飲酒、喫煙、運動不足などと深く関係することから、「生活習慣病」という名称になりました。初期段階で診察を受けて、ライフスタイルを見直し、ヘルシーな方向に改善することで症状が回復し、進行リスクを下げることが見込める病気です。
ただし、こうした状況を放置すると、将来的に重篤な合併症に至ることがわかっています。具体的には、高血圧、高尿酸血症、脂質代謝異常、糖尿病といった疾患が生活習慣病の分野に入ります。
そこで当院では、健康診断などの結果により生活習慣病が疑われたり、指摘された患者さまには、食事や運動といった生活習慣の面で患者さまとともに見直しを行い、さらに定期検診などにより病状を把握。必要があれば投薬治療を行います。大きく健康を損なう前に予防措置的に「生活習慣」を見直すことが、将来までの健康維持、健康管理のために重要であることをご理解ください。とりわけ、当院では、生活習慣病に対しても腎・泌尿器科専門医院としての見地も含めたトータルな診療を行います。